日常生活からの解放

連休の力を借り、少し羽を伸ばしに海外旅行に行って来ました。

束の間の楽しい時間は過ぎ、帰りの飛行機で旅の終わりを惜しみながら体を休めていたところ、「乗客の中にお医者さんはいらっしゃいませんか?」といった機内アナウンスが流れてきました。テレビドラマとかで聞いたことのあるアナウンスです。あたりを見回すと、4つくらい前の窓側にいる男性の容態が悪いようで、乗務員の方が気を遣っている様子が見えました。しかも隙間からよく見てみると大きな酸素ボンベが見え、相当によくない様子です。隣では泣き叫ぶ赤ちゃんと気丈に振る舞っている奥さんがいます。周りの乗客も少しざわついていて、様子を見に来られる人がいます。とても心配になりましたが負担をかけないようにと、私はおとなしく目を閉じて眠ろうとしましたが、男性の方の様子と少しざわつく周囲が気になりなかなか寝付けないまま、1時間程経過しました。


すると少し容態が落ち着いたのか、口に酸素マスクをつけてその男性は乗務員の方に手を取られ、機内の後方に歩いて行かれました。見たところ、顔色は悪いものの意識ははっきりとされて、ご家族や乗務員の方も安心した表情を浮かべておられたので、私もようやく安心して睡眠することができました。

勝手な想像ですが、日常の忙しい生活から解き放たれ、なかなか得られない連休をもらって、家族と普段なかなか行けない場所に旅をして、日常ではなかなか乗らない乗り物に長時間乗ると、体も緊張から和らぎすぎて体調も崩してしまうのかなと、思いました。

ゴールデンウィークを終え、当面の間は平日続きの日常の生活にまた戻ります。逆に、体を休ませ過ぎて、日常の生活に体がついていかず、体調を崩さないようにしましょう。

ハウスキーピング コーディネーター Kunieda

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